図書館通い復活
2009/06/21 17:29:00
最近図書館通いを復活
一番の理由は、すでに本の置き場所がなくなっていること。
引越しの時にかなりの本をブックオフとかに持って行って処分したのに
本屋に行くと本を買いたくなるんです。
さらに、いろいろなサイトで紹介している本を見ると読みたくなり、
でも、これ以上買えない、いや、読みたい。でもだめだよー。
それでも読みたい・・・と、ぐるぐる。
そんなわけで図書館へ。
便利なことに今は公民館で受け取りも返却も可能になっていました。
近くにある公民館がちよっとした図書館代わりになるなんて!!
借りるのは図書館、返却は徒歩で5分以内にある公民館。
これなら、安心してたくさん借りられます。
ちなみに、はまると、3ヶ月~半年くらいマイブームの波がやってきて読み漁りたくなる習性なので
今は「誤訳御免」サイトの影響で、外国人からみた日本関連の本にはまっているところです。
そうして借りてきた2冊をまずご紹介
「ニッポン社会」入門-英国人記者の抱腹レポート (コリン・ショイス) 生活人新社
イギリス人記者の目から見た日本が楽しく紹介されています。
日本に感化されていく話や、ビールはどうして同じものばかりなんだという話。
日本を紹介する時のジョーク(日本人的にはどーなのかなと、首を傾げたくなるけど)。
「猿も木から落ちる」「猫に小判」ということわざが、どれほど素晴らしいかという絶賛等。
違う視点から日本を見られるのが面白い。
作者はイギリス在住時、公園の芝は自然に生えてくるのかと思っていたと書いていたけど、
それを読んで日本の公園も芝生だらけならいいのになぁと、思ってしまいました。
「親日派のための弁明」 (金 完燮) 草思社
この本を読むと、日本が日本人に教えてきた近代日本史に疑問を感じてしまう。
もっとも近代史は、三学期の受験時期にやっつけ仕事のように流して終ってしまったわけで、
アウシュビッツもゲットー、白バラも後に自分で興味をもって本を読まなければ知らないまま終って
いたことばかり。
教科書の文字として羅列はしてあったかもしれないけれど、掘り下げて学んだわけではないから
知ったときは結構衝撃的だった。
それと同じように、侵略戦争、人権蹂躙、日本はすべてにおいて悪いことをしてきた、
と学んできた歴史に「疑問符」が生じ始めたこと。
作者の視点は、日本人にも「悪いことばかりだったわけじゃないだ。むしろいい点も大きかったんだ
よ」と、教えてくれています。
歴史は勝者の記録といわれるけれど、本当の歴史がどんなものだったのか知りたくなった1冊。