東北地方太平洋沖地震
admin≫
2011/03/21 23:59:48
2011/03/21 23:59:48
3月11日の地震の衝撃が大きすぎて、ここしばらく創作用クロッキー帳を開けない。
地震が来たときは仕事中。
震度5弱。
初めて体感する建物が揺れ、立っていても地面が揺れる地震。
近隣の会社の人たちと、揺れる建物を息を呑んで見守るだけ。
恐怖――というより、現実に起きている事実に対して、現実だとわかっていても非現実感がつきまとう。
2回目、3回目の揺れの時は、変になれていく感覚に戸惑う。
幸い直後に家族と電話がつながり無事を確認出来て、停電もなく、混雑もない状態で帰宅できたものの、日々のニュースを固唾をのんで見守るしかない。
危険地帯に身を置くものとしては、明日は我が身。
ニュースを見るたびに緊張感は増し
見なくても原発に挑んでいる人たちを思うと身が引き締まる。
テレビは、安全に避難した人たちを追わずに、
まだ救われていない人々に目を向けて欲しい。
家族と会えないまま、じっと宙を見ておにぎりを食べていたあの幼子はどうなっただろう。
飢え死にしているという子供がいる場所があるのは真実なのか。
耳障りなBGMを消して放送してほしい。
放送コードはあるだろうけど、言葉で事実を伝えることを怠らないで欲しい。
テレビに映らないまま、
世間に知られないまま、
国の手が差し伸べられないまま、
見殺しにされていく見えない姿を思い浮かべ
自分を重ねてしまう日々。
募金はしてきたけど、一過性ではだめだよね。
自分のことを思うなら、
今、自分にできることを考えなければならないよね。
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